治療院経営成功の実学

自由診療を増やす非常識な王道

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

自由診療の治療メニューを作る

では、1万、2万、5万の3つ治療メニューの内容を考えていきましょう。 数千円で自由診療を行っている先生に、「1万、2万、5万円の治療コースを考えましょう」と提案をしたとき、最初にイメージされるのが、治療費を上げるのなら、その金額に見合った「新しい…

治療費が安くても増患はできない

「ホームページに掲出している自由診療の治療費が、安いほど患者に選ばれやすくなる」 「自由診療の治療費は安いほど、来院した患者に自由診療を受けてもらいやすくなる」 そんな風に考えている治療家の先生は少なくありません。 確かに、どんな商品やサービ…

自由診療は「1:2:2.5」の3つを作る

さて、先回は、価格設定の大切さを知っていただくために、「自由診療の計算式」について解説させていただきましたが、一般の治療院であれば、「1:2:2.5」で3つの料金帯を作り、そこから治療コースを考えていきます。 「1:2:2.5」とは、例えば、Aコース:…

自由診療は治療費から考える

自由診療のメニューを作る時、ほとんどの先生は、まず、自由診療の内容を決め、それから、治療費を決めていると思います。 そして、治療費を決めるときの基準で多いのが「施術時間」と「他院の治療費」ですね。 つまり…。 治療を行うのに30分の時間を取られ…

治療院のコンセプトを作る④ コンセプトを決定する

コンセプトは、直訳すると「概念」「全体を貫く基本的な観点・考え方」です。 概念ですから、どうしても抽象的なものになります。スターバックスのコンセプトの「サードプレイス(Third place)」も、それだけを聞いたら、抽象的過ぎて何のことか分かりませ…

治療院のコンセプトを作る③ ベネフィットを考える

患者さんは、何を購入するために来院されているのでしょうか? この質問をすると、ほとんどの治療家の先生が、「治療」と答えてくれます。 来院するたびに治療を受けて帰られるわけですから、そのように考えて当然ですね。 でも、実は、患者さんが購入してい…

治療院のコンセプトを作る② 独自性のある強みを選び出す

料理を作るための素材を揃えたら、次に行うのが下ごしらえ。例えば、魚の内臓を取り出してからさばくように、コンセプト作りでも、素材となる強みを洗い出したら、次に、強みの中から不必要なものを捨てて、独自性のある強みだけにするのです。 出典:photoA…