治療の市場は想像以上に大きい
競合が増えすぎて治療業界は厳しい業界だ…。
そんな風に考えていないでしょうか???
確かに、症状を抱える人は今も昔も大きく変わらず、治療を提供する治療院がどんどん増えているのですから、需要と供給でいけば、そのように考えても仕方がないことです。
でも、本当は、治療業界には大きなマーケットが存在しています。
それも、ほとんどの治療院が手を出すことができていない市場です。
先生は、顕在ニーズと潜在ニーズをご存じでしょうか?
顕在ニーズとは、顧客自身が「これが欲しい」と商品やサービスの必要性をハッキリ自覚している欲求のこと。一方、潜在ニーズは、顧客自身が「これが欲しい」とハッキリ自覚していない欲求です。
潜在ニーズと潜在ニーズは、よく氷山に例えられます。
氷山の一角と言う言葉があるように、水面の上に出ている氷山はほんの一部で、そのほとんどは海の中に隠れています。
この氷山のように、顕在ニーズは市場の中の一部にしか過ぎず、潜在ニーズを持っている人の方が圧倒的に多いのです。
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顕在ニーズは、欲求を自覚しているので広告などで集めやすく、潜在ニーズは欲求を自覚していないので広告では集めづらいという違いもあります。
治療業界で言うなら、明確な症状が出ているのが顕在ニーズの患者、明確な症状が出ていないのが潜在ニーズの患者となります。
どちらが多いのかと言うと、潜在ニーズの患者さんですね。
プロの目から見れば、症状が出ている人より、まだ、症状は出ていないけど、体のバランスが崩れていて、このままいけば症状が出てしまうだろう…という人の方が圧倒的に多いはずです。
この潜在ニーズの患者さんが、ほとんど手つかずのままになっています。
しかも、この潜在ニーズの患者を集めていこうと考えている治療家の先生はほとんどいらっしゃいません。
だから、どんなに競合が多くても、治療業界の市場は、それ以上に大きくチャンスが溢れているのです。